2015年6月14日日曜日

食べられる豚の知能

豚は猿並に知能があるから食べるな、という主張を聞いた。

「ブタはチンパンジーやイルカ並みに高い知能…食肉用動物としての扱いを再考する必要がある」

http://news.discovery.com/animals/iq-tests-suggest-pigs-are-smart-as-dogs-chimps-150611.htm

殺す、食べる。殺して食べる。

生きるために必要なこの行為と、倫理という物、人間の持つ社会性との対応で
ぶつかっているのか。

そもそも生きるために殺すという行為、それと殺される側の知能は関係が無い。筈。

しかし、人間が持つ社会性の本能が、人間以外の物にまで拡大解釈されてしまうと
このような事になる。

それこそ、知能が低ければ殺していいのか、という論理。



最近ネットの情報により動物の持つ知能や悟性が従来知られている以上に高い
という事が市民権を持ち始めているように思う。

また、同時に、野生では捕食関係にあるペット同士(猫とねずみ)がペット同士だと
共存していたりする事例も良く見られる。

ある意味、衣食足りて礼節を知る、の動物版という所だ。

しかし。
ペットは餌を食べる。 その餌は動物を殺して(例えば魚を殺してとか)出来ているわけだ。

野生では動物AがBを食べている。

人間のペットAとBが別の動物Cを仲良く食べあっている。

こういう図式。 まあ、AとBはCを殺して食べている、という認識は無いかもしれないが。






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