PC(Windows)での音響編集ソフトの準備
1.概要
有料ソフトもあるが、無料のソフトでもかなり使える。
無料ソフトはインストールに多少手間がかかるかもしれないが、それを超えれば
有料ソフトも無料ソフトもあまり変わらない。
本稿ではAudacityで説明する。 使い方の詳細はWeb上の説明に譲る。
2.導入
1)Audacity本体と追加ソフト(FFMpeg)をインストールする
方法
https://www.gigafree.net/media/se/audacity.html
2)注:プラグインが必要な理由
音楽のファイルは同じ音楽でも各種違うフォーマットで書かれている。
https://www.denon.jp/ja-jp/blog/3488/index.html
代表的な物は以下
WAV:昔からあるファイル。ファイルサイズが大きい。
MP3:代表的、良く使われる。圧縮されて同じ音でも小さいファイルサイズになる。
WMA:Windowsで良く使われる
AudacityはWAVには対応されるが、良く使われるMP3などには対応していない。
プラグインをインストールするとMP3など多くの汎用フォーマットに対応できる。
3.音楽データの準備
1)概要
音源の準備はフォーマット、音質の選択が大事。これは4項で後述する。
また大会や公演など、著作権が絡むものはそれに留意する。
2)CDからデータ化する
CDをPCに入れて、読み込む。
「メディアプレーヤ」というソフトでPCに取り込む。
https://faq.nec-lavie.jp/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=018322
設定画面で、保存するファイルフォーマットを指定できる。
3)ネットデータ
無料のサイトがあるので上手に使う。
https://soundeffect-lab.info/
https://maou.audio/category/se/
https://otologic.jp/
大抵は使用方法につき指定がある場合はそれに従う。
4)自動生成、作曲
BGMなどの場合、ボーカル無しの音楽が使いやすい。
音楽を自動生成してくれるツールもできている。
イメージにより作曲してくれる。
https://studio-okina.com/ai-composer-best-tool/
リアルに作りたいなら作曲ソフトで作曲も可能。
https://trivisionstudio.com/free-daw/
4.音質、ファイルフォーマットについて
1)概要
PCはデジタルデータを扱うので、上手に扱えば音質は劣化しない。
しかし、基本的に良くなる事はない。そして、取り込み、変換、編集などの過程で、
音質が劣化する事もある。
特に、編集時にヘッドホンで確認した時と、ホールで音響を鳴らす場合には、
かなり聞こえ方が違う。ヘッドフォンではそこそこ「聞ける」音質でも
ホールで鳴らすとノイズが酷くて気になる、という事がある。
音を入手する、ファイルフォーマットを変換する時などは音質が劣化しないように
気を付ける必要がある。
2)具体的注意点
同じ音でも違うファイルフォーマットがある。
音の取り込みから編集、現場での再生の中で常にフォーマットはついて回るものである。
では何を選ぶべきか?どうすべきか?
使い勝手=ファイルサイズと音質はほぼ反比例する。
大きいファイルはだいたい音質がいい。小さいファイルは音質は悪くなる。
WAVフォーマットを選べば音質は最高だがファイルサイズが大きくなるので
推奨しない。
MP3,WMAを使えば圧縮によりファイルサイズが小さくなる。しかししすぎると
音質が劣化するので、最高音質にしておいた方が無難。
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