2015年11月9日月曜日

脚本を書くときの視点

やはり脚本がうまくかけない。

内的整合性、論理性を重視するため、ラストから物語を作り始める。
そうすると視点が神の視点となり、主人公なり登場人物なりの
生の感情が出てこない。

で、神の視点でなくするにはどうすればいいか?
視点を狭くするために、己の目を塞ぐのはあまりにも技巧的すぎる。

さて、もう少し考えてみると、自分の年齢、経験、立場と、登場人物の状況との
違いが問題なのかもしれぬ。
登場人物の年齢設定やその場の状況にあれば、今の自分の状況とは
全く違う視点、全く違う感情が出てくる筈。

その場で生きるのは登場人物で、そのシチュエーション自体が先が見えない
状況ではあるのだが、そこに放り込まれた登場人物も、今の自分とは違う。

経験、未経験
平穏、怒涛
平静、苦痛
余裕、焦燥
ホルモンの安定、不安定
老齢、若さ

全てが不安定な世界に放り込まれた人間の感情を表せればいいんだと思う。


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